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北宋時代の定窯の白磁鉢 このエントリーをはてなブックマークに追加

北宋時代の白磁01

白磁
白い焼き物を作り出すことは人々の夢であった。
その歴史は北斉(550~557)の時代に始まる。
まだ技術はきわめて稚拙であったが人々には驚きをもって迎えられた。
隋(581~618)の時代には武士俑、双胴龍耳瓶、天鶏壷など権力者たちの副葬品が多く作られた。
唐(618~907)の時代に入るとケイ州窯が河北地方に築かれ白磁は更なる発展を遂げた。
しかし鉛釉を用いたため磁器というより陶器に近く光を全て跳ね返すような白さと輝きはない。
それでも銀や雪に例えられ珍重された。
そして宋(北宋960~1127 南宋1127~1279)の時代、白磁は一気に花開き数々の名品が生まれた。
そのなかで特に高い完成度を誇ったのが定窯である。
定窯は現在の河北省曲陽県に築かれた窯で周辺からは白磁に適した白土がとれた。
今日のような純白の発色が可能になったのは、窯で燃やす薪が石炭に変わり、高温で短時間に焼き上げる技法が完成したからであった。
文様は型を用いる印花文(いんかもん)、ヘラ彫りによる刻花文(こっかもん)、浅く片切彫する劃花文(かっかもん)など種々様々だがいずれも軽快で淡い気品を醸し出している。
注目すべきはその薄さであろう、精選された生地で最も薄くできる鉢や椀に限定し、なるべく変形しないよう逆さに伏せて焼いた。
その際接地する縁の部分が無釉となるため、銀や銅で覆った。これを覆輪(ふくりん)という。
定窯は元の時代まで脈々と続いたが次第に丁寧な作りは姿を消したため、北宋時代の作が最も評価が高い。
しかし現存数がきわめて少なく愛好家垂涎の的となっている。

北宋時代の白磁03

北宋時代の白磁04

北宋時代の白磁05

白磁双胴龍耳瓶

北宋時代の白磁06

白磁天鶏壷

北宋時代の白磁08

白磁獣足奩

北宋時代の白磁09

白磁蓋付鍑

北宋時代の白磁10

白磁四耳壷

北宋時代の白磁11

白磁刻花牡丹文瓶

北宋時代の白磁13

白磁刻花蓮弁文瓶
白磁印花花喰鳥文様花盤

北宋時代の白磁14

白磁蓮花文鉢

北宋時代の白磁15

白磁刻花蓮花文輪花鉢

北宋時代の白磁16

白磁刻花蓮花文鉢

北宋時代の白磁17

白磁刻花水禽文鉢

北宋時代の白磁18

白磁刻花牡丹文洗

北宋時代の白磁19

依頼品は950年前の北宋時代に定窯で作られた白磁。
白磁の鉢で直径はおよそ17センチ、生地は薄く全体に象牙色を帯びており、劃花文の技法で蓮の花が彫られている。縁は銀で覆輪されている。
元の時代になると覆輪は銅製になる。

気になる鑑定額は・・・

北宋時代の白磁20

鑑定額350万円。
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[ 2011/03/02 ] 焼き物・陶器・磁器 |

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