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福岡一文字の刀01


福岡一文字派

備前の国は中国山地から瀬戸内海に注ぐ吉井川流域で、良質な砂跌が採れたため古くから刀工集団が次々と現れた。

福岡一文字の刀09

そのなかで一文字一派は備前鍛冶の主流であり、鎌倉時代初期から中期にかけて隆盛を誇った。

福岡一文字の刀15

その名は茎に一の字の銘を刻むものが多かったことに由来する。これは天下一との誇りから生まれたものである。

福岡一文字の刀10

この一派は山陽道の要衝福岡に拠点を構えたことから福岡一文字とも呼ばれる。
かの後鳥羽上皇は1208年、院内で太刀を鋳造するため月替わりで全国から十二名の刀工を招聘した。
その際備中からは三名、京からは二名だったのに対し備前の福岡一文字派からは七名が選ばれ一躍その名を知らしめた。

福岡一文字の刀11

そのなかで最も光栄ある正月番を勤めたのが一門の祖「則宗」であった。

福岡一文字の刀12

ここで作られた太刀には菊の御紋があしらわれた為、のちに菊一文字または菊御作と呼ばれるようになった。

福岡一文字の刀13

当初は細身で腰反りの高い優美な作が多く平安時代の趣を色濃く残していた。
やがて鎌倉時代中期になり最盛期を迎えるとがらりと作風が一変、鎌倉武士の気質を如実に反映した実戦向きの力強いものになってゆく。
それゆえ身幅は広く、元幅と先幅の差もほとんどない。

福岡一文字の刀16

切先はずんぐりと太い猪首切先、刃文は華やかな丁子乱れで焼きにも勢いがあり鎬にまで迫っている。

福岡一文字の刀17

福岡一文字の刀18

そのえもいわれぬ美しさから爛漫と咲き誇る八重桜に例えられいつしか日本刀の華とまで謳われるようになった。
しかし鎌倉時代の末になると福岡一文字派は衰退、その代わりに吉岡一文字派が現れたが長船派の台頭により姿を消した。

福岡一文字の刀20

依頼品
福岡一文字派の刀。

福岡一文字の刀19

福岡一文字の刀23

元々は長巻のものをのちに刀として用いた為茎を切り詰めている。

福岡一文字の刀24

一文字の金象嵌。

福岡一文字の刀21

福岡一文字の刀25

切先は長く伸びた大切先。

福岡一文字の刀22

福岡一文字の刀26

刃文は焼き幅の広い丁子乱れで華やかである。

福岡一文字の刀27

福岡一文字の刀02

福岡一文字の刀05

福岡一文字の刀03

福岡一文字の刀06

福岡一文字の刀04

福岡一文字の刀08

福岡一文字の刀07

気になる鑑定額は・・・

福岡一文字の刀28

鑑定額1000万円。
短くしたため銘などがないのは残念だが、長巻を直して仕立てたことにより本来は切先が長く不恰好なのだがそれがかえって不均衡な美を生み。現在人気の形なのだという。
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