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端渓水厳の猫の硯01


端渓とは中国広東省にそびえる斧柯山から西江へ注ぐ渓流であり、この地方を指す地名でもある。

唐の時代から極めて質の良い硯の原石を産出することで名高く、その石で作られた端渓硯は最高級の硯として日本でも古くから知られてきた。

例えば夏目漱石の名作"坊っちゃん"では、骨董好きの下宿屋の主が、ぼっちゃんに硯を売りつけようとする場面でその名が登場する。

これは端渓です。端渓ですと二編も三遍も端渓がるから、面白半分に端渓た何だいと聞いたら、すぐに講釈を始め出した。
端渓には上層中層下層とあって、今時のものはみんな上層ですが、これは確かに中層です、この眼を御覧なさい。眼が三つあるのは珍しい。

斧柯山には採掘坑が点在しており、現在では山頂付近でも良い石が取れるが、かつては標高により上厳中厳下厳に分類され、低いところで採れたものほど質が高いとされていた。

そのため明時代の末には、斧柯山の地下に採掘坑を掘りさらに良質の石を採るようになった、これが水厳である。

しかしこの穴は雨季になると、地下水で完全に塞がれてしまう、ようやく乾季になると残った大量の水を、多くの工夫が人力で汲み出したとと伝えられるが、それだけの労力を要しても余りあるほど石の質が高かったのだろう。

青紫色を帯びた石肌は、子供の肌のように滑らかでしっとりとした潤いがある。
さらに鋒鋩と呼ばれる細かい凹凸が均一に分布し極めて発墨が良い。

しかし端渓硯の一番の魅力はその多彩な石紋にある。
例えば氷の割れ目のような冰紋、小さな点が集まった青花、草露のような蕉葉白、そして特に人気が高いのが眼である。


お宝
端渓水厳の猫の硯

猫の端渓の硯は珍しいという。

端渓水厳の猫の硯12

端渓水厳の猫の硯13

端渓水厳の猫の硯14

端渓水厳の猫の硯15

気になる鑑定額は・・・

端渓水厳の猫の硯16

鑑定額430万円。

小さい方は端渓硯の水厳、大きい方はそうではない。
端渓硯ではあるが、水厳ではないという。

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端渓水厳の猫の硯18

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端渓水厳の猫の硯11
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[ 2012/02/16 ] 硯・硯箱 |









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