スポンサーサイト このエントリーをはてなブックマークに追加

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- ] スポンサー広告 |

安南赤絵の皿 このエントリーをはてなブックマークに追加

安南赤絵の皿01

 安南焼とは、現在のベトナムで作られた焼物の総称である。その名は679年に中国の唐王朝がベトナム統治の為に、現在のハノイに置いた軍事期間・安南都御符に由来する。
 その為常に中国の影響を受けてきたが、大きな発展を遂げたのは12世紀頃のベトナム李王朝の時代であった。その形は唐や宋の陶磁器を模しており、白磁と青磁を中心に褐釉、鉄絵、緑釉などが幅広く作られ、東南アジアでは圧倒的な規模を誇った。
 その後14世紀後半になると、中国の景徳鎮に倣い青花磁器が作られるようになった。しかしその色は景徳鎮に比べるとやや暗くくすんでいる。これは中国がイスラム圏から輸入した質の高い呉須を使っていたのに対し、安南は国産の質の低い呉須を使っていたからである。また絵付けの線は土と釉薬のせいでそのほとんどが滲んでいる。ベトナムでは良質のカオリンが取れず、これでは青花の色が映えないために、生地に白土を化粧がけしていたのである。しかしその白土は粒子が粗く、いくら繊細な絵付けを施しても呉須がすぐに白土に九州されてしまう。また釉薬は不純物を多く含んでいるため、透明度が低く結果的に絵付けがぼやけてしまう。絵柄は蓮の花びらを簡略化したものがほとんどで、これが安南焼の青花かどうかを見極める決め手のひとつとなっている。
 15世紀になると、赤や緑や黄色の顔料を用いた赤絵が作られるようになったが、中国に比べ低い温度で焼き付けるために釉薬が剥がれやすく、すぐに色が褪せてしまう。
 しかし室町時代の茶人たちは、その素朴さの中に詫び茶に通じる簡素な美を見出した。なかでも呉須が滲んで流れるような景色になった青花は、藍染の絞りに似ていることから絞手と呼ばれ珍重されている。


お宝
安南赤絵の皿
16世紀室町時代頃にベトナム北部で焼かれた安南赤絵の皿。
現存する安南赤絵で、色が残っているものは極めて珍しい。
数も少なく同時に焼かれた安南染付が100枚あると、赤絵はその内の1枚ぐらいという。

安南赤絵の皿15

安南赤絵の皿16

安南赤絵の皿17

中央に雲鶴、周りには草花文様。

安南赤絵の皿19

安南赤絵の皿20

安南赤絵の皿21

安南赤絵の皿22

気になる鑑定額は・・・

安南赤絵の皿18

鑑定額250万円

安南赤絵の皿02

安南赤絵の皿03

安南赤絵の皿04

安南赤絵の皿05

安南赤絵の皿06

安南赤絵の皿07

安南赤絵の皿08

安南赤絵の皿09

安南赤絵の皿10

安南赤絵の皿11

安南赤絵の皿12

安南赤絵の皿13

安南赤絵の皿14

ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
関連記事
[ 2012/03/09 ] 焼き物・陶器・磁器 |









ブログパーツ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。